ニューヨークに1週間滞在するので現地のSIMを購入したい。
ネットで事前に調べるとT-Mobileがよさそうだ。
ブーーン
JFK空港からマンハッタンへ地下鉄で移動し、街中のT-Mobileへ。
LTEデータ通信1GB、通話可、有効期間1ヶ月のプリペイドSIMで$50。
アジアや欧州に比べると2倍の価格なのだが、アメリカでは他に選択肢がない。
"T Mobile"とは
先日、北米で孫さんのsprintを抜いて第三位の契約者となった通信キャリア。
Sprint、米業界4位に転落--契約者数がT-Mobileを下回り - CNET Japan
親会社はドイツテレコム。スポーツ分野だとウルリッヒで有名。(古いが)
セットアップ方法(Nexus 5)
T-Mobileの店員にパスポートを渡して登録手続きをやってもらう。即開通。
Nexus 5の場合はAPNの設定は自動だったが、同行者のドコモ携帯(SIMロック解除済)は手動でのAPN設定が必要だった。
速度
ストレスはないが、そんなに速くない。
スピードテストだと8Mbps。
注意点
北米は日本とバンド(周波数)が異なるので利用端末が現地キャリアのバンドに対応しているか注意が必要。
私のNexus5は日本版であり、バンド2(1900MHz)でT-MobileのLTEを利用できたようだ。
しかし、同行者のSIMロック解除済みのF-03Fではデータ通信が遅すぎて使い物にならない。
後で調べてみると、F-03Fは4G(LTE)と3GにおいてT-MobileのLTEバンドに対応しておらず、2G(GSM)のみでしか通信できていなかった。
欧州では使えていたので事前の調査を怠っていた。
グローバル端末でない場合は、事前に端末とキャリアの対応バンドを把握しておこう。
上記は2015年8月時点の情報です。