ツアーは安全安心で楽だが鳥瞰図的観光。
バックパッカースタイルは体力と精神力と時間が必要だがローカルの中に入った観光。
私的には後者が圧倒的に面白い。
少しオーバーな表現だが、サファリパークを安全な檻の車に乗って通り過ぎるか、徒歩で歩き抜くかの違いだと思う。
移動手段も食事も宿泊もできるだけローカルの人が使う/行くところを選ぶ。
日中はとにかく歩くし、バイクも運転するし、現地のバスにも電車にも船にも乗る。
夜は現地の闇にも出向く。
そんなだから、行動力と防犯がすごく大事。
ちょっとでも肩に何かをかけたり、腰になにかを巻いたり、手に袋を持つだけで肉体的負担は大きく、大幅に行動力が削られてしまう。
工程なんて決まってないようなもんだから、ちょくちょく立ち止まっては現在地を確認するし、怪しい路地にも迷い込む。公共交通機関の人混みにも揉まれる。危険な場所も訪れる。
犯罪者から見たらそのような外国人は格好のターゲットだ。
とにかく物を持っているように見せてはいけない。
上記の理由から、持ち物は5つに絞っている。
右ポケットに財布とスマホ、
左ポケットにカメラ、
右後ろポケットに地球の歩き方、
左後ろポケットにティッシュだ(買ったペットボトルもつっこむ)。
愛用のGAPのハーフパンツは頑丈な生地かつ作りで、それぞれのポケットもしっかりしている。
上記のアイテムを詰め込んでも行動を妨げない。
もし、物取りが来ても、右手で右ポケットの財布、左手で左ポケットのカメラをガードする。