私は今週末から新しい事を始めることになった。
それにあたり、新しい事の対象として検討過程にあがったが残念ながら落選した「ラジコン」と「ミニ四駆」について何回かに分けて記そうと思う。
第1回 ミニ四駆はなぜラジコンより人気なのか
ラジコンとミニ四駆の一番楽しさはサーキットでレースをすることにある。
ランボルギーニを買ったらサーキットやハイウェイで走りたくなるのと一緒だ。
しかし、ミニ四駆はラジコンに比べて圧倒的に自由度が少なく、おもちゃ的であるのに、競技人口はラジコンよりはるかに多い。なぜか。
「ラジコンとミニ四駆の違い」
ラジコンとミニ四駆の違いはコントロールの有無である。
ラジコンはマシンセッティングとマシンコントロールの両方が大事である。
一方、ミニ四駆はセッティングだけの世界であり、コントロールはない。
簡単にいえばラジコンの半分の楽しさであると言える。
実際、ラジコンでセッティングとコントロールの両方がうまくいったときの満足感は非常に大きい。
楽しさとしてはラジコンのほうが勝るのは確かであるが、実際の競技人口はミニ四駆のほうが大きい。その理由を考えてみた。
「なぜミニ四駆のほうが人気なのか」
1.サーキットの多さ
ミニ四駆サーキットはとても多い。いろんな模型店にある。
文頭に書いた通り、サーキット走行が一番楽しいのだ。
一方、ラジコンサーキットは騒音やスペースの都合上、都内などの人口が多いエリアには少ない。
2.レースの多さ
ミニ四駆はレースになるシチュエーションが非常に多く、すぐにレースの楽しさを理解できる。
たとえばセッティングを出すためにサーキットにマシンを走らせるだけですぐレース状態になる。速い車はすぐに遅い車に追いつく。
ラジコンのようにコントロールがない分、簡単に優劣が明確になるのだ。
ラジコンのように○○杯といったあらたまったイベントを開く必要がなく、多くの人と競い合える。
3.気軽さ
ミニ四駆はセッティングの幅がラジコンに比べれば狭く、難しいコントロールもないため、多くの人が参戦しやすい。
特に田宮レギュレーションは行き過ぎた改造を禁止しており、各サーキットでデフォルトのレギュレーションとして浸透しているため老若男女が楽しめる。
また、投資金額がイニシャル/ランニングともにラジコンよりはるかに安いのも気軽さの理由の一つだ。
以上
次回に続く。