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SIGMA 17-50mm F2.8 & Canon EOS MによるRAW動画撮影の感想

SIGMA 17-50mm F2.8をCanon EOS Mに装着し、Raw Videoを撮影した感想を記してみた。

本レンズの特長

1. 17-50mmの広角~標準域をカバーし、F2.8通しの明るさ

ボケ表現が得られやすく、暗いシーンでもなるべくISOを上げなくてよい(画質劣化が起きにくい)。

2. レンズ内手振れ補正

ボディ内手振れ補正のないCanon EOSシリーズでもブレのない見やすい映像が撮れる。

実際に使ってみた感想は次の通り。


実際に使ってみた感想

良い点

1. ほどよくボケ、映像をシンプルにしやすい

APS-CセンサーでF2.8なので、容易にボケが得られる。

「ボケがある映像」=「ピントがあっている部分に視線誘導」となるため、シンプルでわかりやすい映像を撮ることができる。
ついでにエモくなる。

今回NDフィルターを付けて常時F2.8で撮ってみたところ、適度なボケ感を得られた。

2. 手ブレ補正は細かなブレは防いでくれる しかし強力ではない

細かなブレは確実に防いでくれるが、気を抜くとカクンとずれてしまう。
ネックストラップを短くピンと張り、首と右手と左手の3点ホールドで撮影しても、呼吸のタイミングなどで「カクンとしたズレ」は結構起きてしまう。
そのため、編集ソフトの手振れ補正も併用している。

とはいえ、手振れ補正なしのレンズに比べれば圧倒的に映像が安定している。
手振れ補正なしのレンズで撮影した場合、編集ソフトの手振れ補正をかければ映像は安定する。
しかし、映像の劣化や処理の不自然さが気になるケースがある。
それに比べると、本レンズは断然綺麗で見やすい映像が撮れる。

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3. AF/MFの切替スイッチが操作しやすい

突起がわかりやすく、軽く切り替えができる。
写真でのAF利用と、動画でのMF利用の切り替えが物理スイッチで簡単に変更できる点がよい。
※EF-Mの標準ズームレンズや単焦点レンズはコンパクト化のためにAF/MFの切り替えスイッチがなく、電子メニュー上で変更する必要があり、面倒。

いまいちな点

1. 重い

仕様上は565gであり、SONYのフルサイズ用のTamron 28-200mmとほぼ同じ重さである。
一眼レフの交換レンズとしては、さほど重量級ではない。
しかし、CanonのEOS Mシリーズに装着すると、レンズ部が大きく重く、バランスがあまりよくない。
EOS Mの機動性の良さを全て打ち消す大きさと重さだ。
気軽に持ち出そうとは思わない。

2. フォーカスリングの可動域が少ない

以前記したが、EOSのRAW動画撮影ではMF撮影が必要となる。

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マニュアル撮影においてフォーカスのしやすさは大事な要素だ。

しかし残念ながら、本レンズのフォーカスリングの可動域は結構狭く、他の一般的なレンズに比べるとピント調整が若干タイトとなっている。


結論

「1本で17-50mmをカバーでき、なおかつ50mmでF2.8で手ぶれ補正あり」という点が、動画におけるこのレンズのメリットだと感じた。

残念な点は、EOS Mに装着すると結構重く大きく、「コンパクトなのにRaw Videoが撮影できる」というEOS Mの美点を消してしまうことだ。

旅行等で1本で安定した映像を撮りたい場合は本レンズを持ち出し、近所などの撮影はもっと気軽なEF-M 22mm単焦点や18-55mm F3.5-5.6といった感じになると思う。

youtu.be

youtu.be EOS Kiss X7に取り付けて室内撮影

おしまい