今回X7と18-55mmの組み合わせ(合計612g)にエレコムのニンジャストラップもどきをつけて都内を4時間ほど歩き続けてみたが、ストレスなく行動することができた。
これまではDP1sやXZ-1,RX100などのいわゆる高画質コンデジを使っており、一眼レフにしたからといって画質的な優位点はあまりなく、逆に携行性が大きな弱点になると考えていた。
だから最小のX7を選んだ。それでも上記コンデジの2倍以上の体積がある。
しかしそれら携行性の懸念は杞憂に過ぎなかった。
X7を持って街に出てみると、コンデジにはない光学ファインダーと高速なAFが写真を撮る楽しみを数兆倍高めてくれた。
X7もRX100も同じ構図/設定であれば、ほぼ同じレベルの写真はとれるだろうが、その過程の楽しさや軽快さがぜんぜん違う。
これまでのRX100での撮影マインドはおおげさに言うと「多少義務的に記録として残す」だが、X7では「自主的に楽しく切り取る」といった感覚だ。
いまさら感もあるが、一眼レフはEOS10QD以来なので、私には新鮮だった。
このように、私の場合は携行性のマイナス点より、一眼レフによるプラス点のほうが圧倒的に大きく、ほとんど気にならなかった。
ただ、ショルダーストラップはちょっと嫌だ。
次回へ。