久しぶりにEOS M2を使ってみたらいい感じというお話です。
普段はFuji X-T5, LUMIX S9で子供を撮影しているのですが、時々コンパクトなLUMIX GX7MK2を使うことがあります。
GX7MK2で子供を撮影していると、
「そういえば1800万画素時代のEOS KISS X7やEOS Mで撮った人物はいい感じだったな」
「EOS M2 + EF-M22mmの組み合わせならGX7MK2と比べてもコンパクトだし、今でも使えるかも」
と思い、防湿庫の奥に眠っていたEOS M2を久しぶりに取り出し、撮ってみました。
私のEF-M22mm F2レンズは絞りが故障しており、常時F2固定です。
そのため、次のように撮影しています。
屋外はISO100固定、SSオート
屋内はISO200-400、SSオート(60を切る場合はISOを最大1600まで調整)
露出補正は+1/3, +2/3
jpgで出力し、iPadでカラコレ&カラグレをしています。
AFは遅く、最新ミラーレスみたいにささっと子供を撮影することはできません。
また、手ぶれ補正がないためSSを遅くすることはできません。
ISOノイズも乗りやすいので暗いところには向いていません。
ですので、光が多めのシチュエーションが望ましいです。
屋外や、外光が当たる食卓での子供の撮影に使っています。
X-T5やS9で出力されるダイナミックレンジ広めかつ高精細な現代的な絵とは違ったタイプの絵がM2からは出てきます。
ポートレートを標準のカラープロファイルで撮るならば、柔らかく、印象的な雰囲気のあるCanonの写真が私は好きです。
M2では、レンズはもっぱらEF-M22mm F2を使っています。
このレンズ以外になると、ズボンのポケットには入らなくなり、それであれば別のカメラにしようと思ってしまいます。
手ぶらで出かける際にポケットに入れておく感じです。
新しいミラーレスに慣れていると速写性は劣りますが、出てくる絵はなんとなく懐かしい感じがして、SDカードをiPadで読み取り、いい感じに撮れていた写真を見つけた時は他のカメラにない嬉しさがあります。
SIGMA DP1sを使っていた時のような感覚です。
カメラ本体で300gを切り、ポケッタブルでありながらキャノンの肌色が得られるカメラ。
このコンセプトの最終版であるEOS M200もいつか使ってみたいなと思います。