いちごの季節
だそうだ。
私はスイカと梨以外の果物がいつ食べごろなのか全く関心をもつことなくこれまで生きてきた。
男は二郎の営業日さえ把握しておけばいい。
しかし、時代の変化と共に、そんな価値観も過去のものになりつつある。
繰り返しとなるが、今は苺のシーズンなのだそうだ。
ということでネットで関東のおすすめイチゴ狩りスポットを検索。
益子のいちご団地が関東最大級でよさそうだ。
予約不要、時間無制限でとちおとめが食べ放題。
東北道をビューンと走って佐野SAでおしっこ休憩をして北関東道に入ってあっという間に益子に到着。
六本木からちょうど2時間。
益子に来るのは小学校の遠足以来だ。
益子焼の湯のみに絵付けした記憶がある。
確かジェネラル・ダイナミクスのF-16を描いたはずだ。
JAはが野 益子観光いちご団地
JAと十数件の農家が経営するいちご農園。
111棟のビニールハウスがある北関東最大のいちご畑。
9時半から受付開始。
15分前に到着したが、既に10名ほど並んでいる。
マイルドヤンキーなファミリー層がメインだ。
この時期の入場料は1,400円。
日常生活でイチゴに興味を持ったことがないので相場はわからないが、
通常、1,400円も出せば大量のイチゴが食べられるはずだ。
今回、それ相当の量を食べなければ完全に私の負けだ。
他のものがおしゃべり半分に楽しむ中、私はニ心なくいちごのレーンに立ち向かった。
入り口で発泡スチロールの容器を渡される。
ヘタを入れるためだ。
一つのハウスに割り振られる人数は20名弱。
ハウスの真ん中にテープが張られており、半分のみの開放だ。
イチゴだらけだ
山狩りよろしく、しゃがんだ姿勢を維持して摺足で前進。
うまそうな苺を見つけ次第掃討していく。
うほほい
うほほい
うほほい
うまい
順調に10個、20個と食べ進める。
最初の10個まではうまかったが、そのあとは義務感。
成し遂げようという強い思いが己を後押しする。
50個らへんから、おいしそうないちごがなくなってきた。
明け方のクラブ状態。
70個を食べたところで、明らかにうまそうなものはなくなったので、食べるのをやめた。自分たち以外はもう誰も残っていない。
評価
★★★★☆
Good points
・イチゴ狩りのプロセスが面白い。ただ単にテーブルにいちごを70個置かれて食べるのと違い、非常に楽しめる。
・とちおとめはでかくてあまくてうまい。70個食べても飽きない。
Weak points
・後半、うまそうなイチゴが減るので、レーンをもっと開放してほしい。であれば軽く100個は食べられるはずだ。
コメント
・賑わうので開店時間に合わせていくのがよいと思う。
・ハウス内は暑いので厚着不要。戦いなので動きやすい服がベター。
・時間無制限だが、周りの客はだいたい30分ほどで帰っている。(私は40分いた)
時間無制限の農場にこだわる必要はない。
・練乳はなし。十分あまいので不要。
・ここの品種はとちおとめのみ。他のも食べてみたい。
その後、真岡鐵道の蒸気機関車を見て餃子のみんみんへ。
男を磨く栃木旅 後編へ続く!
おまけ
Googleフォトが勝手に創りだした友人の勇姿。神の悪戯か。
結婚相手募集中。高学歴かつ資産家。
ただ、道のりは厳しいだろう。