前回からの続き。
新橋サーキットでのミニ四駆再開をあきらめた理由は次の3つ
- 先人のレベルが半端なく、追いつくための労力が大変。
- 改造のポイントが細分化、精緻化しすぎ。
- 1と2をやるほどの魅力が感じられない。
「1.先人のレベルが半端なく、追いつくための労力が大変」
新橋店に通う常連たちは既に常人の域を超えたレベルに達しており、後発組が今からそのレベルに追いつくには、かなりの練習が必要だ。
ただ、新橋サーキットは既にレース場レベルになっており、初心者のための練習場レベルではない。猛者達の走りの中で、へなちょこな走りをすることは十分蔑みの対象になりうるし、自分自身も屈辱だ。
社会人のゴルフだって事前に練習してから参加するのがマナーだ。
じゃあ恥ずかしくなく新橋デビューするにはどうしたらいいか。
まずはパーツを大人買い(まずは2~3万あればいい)し、自宅にサーキット(1万ほど)を導入する必要がある。
その後はネット情報を頼りに最新トレンドの改造を施し、自宅でひたすらタイムを計測してセッティング出しだ。
自宅の単純な周回コースをマスターし、改造によるマシン特性をつかんだら、いよいよ新橋デビューだ。
とはいっても新橋の常連たちのセッティングは神業に達している。
「2.改造のポイントが細分化、精緻化しすぎ。」
2010年現在、ミニ四駆の改造のトレンドはウェイトとローラーがメインであり、かなりの経験と高度なセッティングを要する世界となっている。
昔のようにクリアボディ+ローハイト+ハイパーミニモーター+スタビローラーレベルでどうにかなる世界ではないのだ。
パーツを大人買いしたからと言って、新参者が簡単に太刀打ちできる状態ではない。
前後のウェイトバランスなどはサーキットでの経験本数が全てであり、サーキットのコース変更に応じて最適な組み合わせをその場で設計できなければならない。
この点は、新橋に週1レベルで通っているようではなかなかクリアできない問題である。
参考URL 今の改造トレンドがわかる。 http://hobby.dengeki.com/otona/13nariser12.html
「3.1と2をやるほどの魅力が感じられない。」
田宮レギュレーションがあるとはいえ、1と2で述べたように、敷居が高く、達成感を得るために必要な労力・時間が大きい。
あと、個人的であるが、ミニ四駆に取り組むことによるリターンがあまり期待できない。これがでかい。
ということでミニ四駆はあきらめた。
じゃあ何をするのか。
続く。
参考)ミニ四駆公認競技会規則
http://www.tamiya.com/japan/cms/serviceregulation/410-regulation.html