二郎各店の個性
各二郎にはそれぞれ特徴がある。
立地など様々な要因があるが、最も大きな影響力を持つのは店主(店長)である。
二郎は店主によるオペレーションが全て。
各店の雰囲気も味も店主によって様々。
殺伐系、大衆系、ストリクト系など色んなタイプがある。
ストリクト系といえば相模大野や上野毛が該当するが、西台二郎も相当だ。
ラーメン二郎西台駅前店
高島平の団地群
高架下に看板あり
高架下を進み
実に男臭い立地・客層
入店、席待ち、麺だし、退店、細やかな指示がある。
助手へも厳しい指示が常に飛ぶ。
店内は常に緊張状態。
ゾクゾクする。
10時50分に到着。
開店から3ロット目の着席。
店内には店主の鋭い湯切り音が響く。
11時にはファーストロットの麺が提供開始。
客は皆、コール以外の声を発することなく静かに時を過ごしている。
これぞ二郎だ。
11時10分になり、いよいよコール。
ヤサイニンニク
益荒男振り
スープは非乳化。
麺はストレートだけどデロ気味の最高の歯ごたえ。
厳格な指揮者たる店主によって統制されたオーケストラのような二郎。
ポップな二郎ばかり食べて精神が弛緩している人間は、ここで大豚を食べて気を引き締めたい。
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