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子供やカメラに関する日記

東京モノレールをeos mで2K raw撮影 Magic Lantern

スポーツセンターでの親子体操教室の帰り道、東京モノレールを撮影しました。

自転車の前座席には3歳の娘が乗った状態であり、ゆっくりと撮影はできません。

スポーツセンター界隈でよさげな場所を自転車で巡りながら、サドルに跨ったままサササッと撮影しました。

普段は2.5Kモードでの撮影が多いのですが、今回は2Kモードを使ってみました。

2Kモードでは、モニターで確認できる映像=実際の記録映像であり、フレーム落ちなくリアルタイムで映像が確認できます。

普通のデジカメなら当然のことですが、eos mでは当然ではありません。

eos mでの高解像度撮影時には画面切替の手間がかかる

eos mで高解像度を得ようとすると、2.5Kや2.8Kが最大となります。

しかしそれら解像度の場合、モニター上で次の2つのモードを切り替えて撮影しなければなりません。

  • ピントや露出の確認モード:一般的なデジカメと同じような実際の映像画面ですが、数倍にクロップされた画面となり、本来の画角は把握できません
  • 画角確認モード:撮影されている画角での映像が表示されます。しかし、極端にフレームレートが落ちており、コントラストや彩度も低く、画角の把握以外には全く使えません

そのため、2.5Kや2.8Kで映像を撮る場合、ピントや露出確認用の画と、画角確認用の画面を行ったり来たりしなければならず、撮影時に手間がかかります。

しかしながら、2Kモードでは、多少解像度は落ちますが、この2画面切り替えが不要となります。

普通のデジカメのように、見たまんまの画面で、画角、ピント、露出が確認できるのです。

今回撮影してみましたが、大変便利でした。
今後、画面を切り替える余裕がなさそうな撮影の時(主に子供とのお出かけ)には、2Kモードを使いたいと思います。

芝浦から汐留方面を望む

有栖川公園でブルーボトルコーヒーを飲む vlog

ブルーボトルコーヒー

blue bottle coffeeをeos mで撮ってLuminarで現像
朝7時半過ぎ、妻と子供がキッザニアに行くため家を出たので、大変貴重な一人の時間が訪れた。
9寺過ぎには仕事を始めなければならないので、1時間ちょっとの時間だ。

eos mを片手に、広尾まで散歩。
ブルーボトルコーヒーでブラックコーヒーをテイクアウト。
有栖川宮記念公園のベンチに座ってしみじみと飲む。

vlog


ブルーボトルコーヒーと有栖川宮記念公園
eos mにmagic lanternを入れ、2.5K rawで撮影。
davinci resolveでささっとグレーディング。

有栖川宮記念公園の気づき

朝の有栖川には、外国人の女性群が3グループいた。
広場の石舞台のフィットネス集団(土曜朝に息子とラジコンをやりに行く際にもいる)、芝生のヨガ集団、池のほとりのランナー集団だ。
フィットネスとヨガの集団の近くには、子供を乗せる自転車が多数停められている。
皆さん子供を学校に送り出したあとなのだろう。

ドイツに住んでいた頃、晴れの日は多くの人々が外に出て公園や広場で過ごしていた。
冬は寒く暗く、春も秋も曇天が延々と続く中欧において、晴れの日は大変貴重で、太陽がいかにありがたい存在かを感じる。
晴れているのに外に出ないなんて、考えられないことであった。
もちろん有栖川公園に集まる外国人女性全てが中欧の方々ではないだろうが、屋外が好きなのだろう。

晴れた朝の散歩は気持ちが良いので、仕事の開始を遅らせられる日は、積極的に外に出ようと思う。

麻布新堀町にあるノースケットコーヒーとヒルトン麻布【麻布十番散歩】

最近、コーヒーのテイクアウトにハマっており、月曜日の朝、ノースケットコーヒーに行ってきました。

ノースケットコーヒーの場所

南麻布2丁目にあります。
同地は南麻布の台地のすそに位置します。 昭和37年に住居表示が導入される以前は、「麻布新堀町」と呼ばれていました。 近くを流れる古川の別名である新堀川から取られた名前であり、川沿いの低地であることが名前からわかります。

Northcote Coffee Shop

Latte small ¥450

これまでブラックコーヒーしか飲んだことがなかったので、ラテにしました。
砂糖なしにしましたが、私にはミルクの味がマイルドすぎたため、今後もブラックコーヒーを貫こうと思いました。

ヒルトン麻布

近所には、「ヒルトン麻布」という洒落た名前のアパートメントがあります。

ヒルトン麻布

カラフルなドア

なかなか渋い佇まいです。

ラテを飲みながら散歩して帰宅しました。

暗闇坂を歩く【麻布十番散歩】

私は坂が好きなので、麻布界隈の坂について記しています。
今回は暗闇坂です。

概要

麻布十番商店街通りの中程から、麻布の台地に至る坂道です。

麻布十番商店街通りと交差する暗闇坂
交通観点で述べると、環状道路である環状三号と、その外周にあたる補助七号を繋ぐ役割を担っています。
一方通行(上りのみ)であり、タクシーや宅配トラックが頻繁に走り抜けるとともに、界隈の住民のドイツ車が多く連なります。

歩道は譲り合いが必要な狭さです。
頂上に向かって右の歩道は最後まで続きますが、左の歩道は途中で消失します。

以前は中腹部から頂上にかけて草木が覆いかぶさるような暗い道でしたが、マンション開発により、現在は頂上以外は明るい坂道となっています。

地形

六本木交差点付近を源流とする吉野川(現在は暗渠)が台地を削って出来上がった谷が、現代の麻布十番商店街通りとなります。
次のようなイメージです。

六本木の台地          麻布の台地
    鳥居坂        暗闇坂
     麻布十番商店街吉野川の跡)

鳥居坂暗闇坂は、谷(麻布商店街通り)を挟んでセットとなる坂道です。

見どころ

坂下から順番に取り上げていきたいと思います。

1. 鳥居坂からの眺め

ここから眺める暗闇坂は乙です。
環状3号から麻布十番商店街通りにかけて一段落ち込み(川だったため)、その後急坂となって一気に麻布の台地を駆け上がります。
その様子を覗き込むような視界が、鳥居坂から楽しめます。

鳥居坂から見た暗闇坂

2. サンモリッツ

麻布十番の良心的パン屋

サンモリッツ
麻布十番というと、オシャレパン屋に目が行きがちかもしれませんが、サンモリッツこそ至上と思います。
カツサンドを始め、昔ながらの惣菜パンが揃っています。
ボリューム及びクオリティの両方を兼ね備えた質実剛健で素晴らしいパン屋です。

3. 花壇

暗闇坂の麓に小さな花壇があります。
いつも色とりどりの花が咲いています。

花壇から見た暗闇坂
花壇の花
花壇の石に座りながら暗闇坂を見上げることができます。

4. オーストリア大使館の塀

登っていくと左側にあります。港区には各国の大使館がありますが、坂道沿いの大使館となると、数は絞られます。(とはいえ、米国、ドイツ、韓国など主要大使館は坂沿いですね。フランスもイタリアも傾斜地を含みますね。これらは主要大使館は敷地が広いため、傾斜地を含んでいるといった方が正しいかもしれません。)

オーストリア大使館
坂っぷりがわかりやすいオーストリア大使館の塀
入り口の斜度で言えば、オーストリア大使館がNo.1ではないでしょうか?(もっとすごいのがあれば教えてください)

5. グランドヒルズの入り口の鏡張り

住友不動産の上級マンションシリーズであるグランドヒルズ元麻布が近年完成しました。

右の建物がグランドヒルズ元麻布
グランドヒルズ元麻布のミラー
坂に面した入り口が鏡張りとなっており、前を通る人は、結構自分の姿を確認すると思います。(元麻布あるあるの一つと思います)
まもなく頂上
振り返りの景色

6. 消失する歩道

元麻布に向かって左側の歩道がほぼ消失します。

超狭歩道

7. 坂上の石垣としだれ

暗闇坂らしい雰囲気が残る部分です。

雰囲気のある頂上付近の歩道
頂上
蔵を擁した古風な邸宅があり、坂道に木が覆いかぶさるようになっています。

8. 坂上の一時停止の取締

坂上では、それぞれ異なる方面から来た「暗闇坂」「大黒坂」「狸坂」の3坂が合流し「一本松坂」となります。なんと素晴らしいことでしょう。
合流地点であるため、暗闇坂の頂上は要一時停止となっており、一本松の木陰から警察官が監視しています。(これまた風流)

ということで、坂好きの方は是非暗闇坂を訪問されてみてください。

おまけ youtube映像

鳥居坂から見た暗闇坂に始まり、坂上で終わります。
SONY a7c, Tamron 28-200mmで撮りました。

昭和の雰囲気が残る絶江坂【麻布十番散歩】

私は坂が好きなので、麻布界隈の坂について記していきたいと思います。
今回は絶江坂です。

場所、概要

「南麻布の台地」と「古川沿いの明治通り」の間には、3つの坂道があります。
東から絶江坂、薬園坂、新坂となっています。
絶江坂と薬園坂は下りのみの一方通行、新坂は上りのみの一方通行となっています。

絶江坂は自動車の交通量がほとんどありません。 大型車は通行不可能な道幅であり、明治通りとの合流では左折しかできません。(信号もなし)

一方、絶江坂の一つ隣の薬園坂は、道幅も広く、明治通りとの合流地点は十字路となっており、直進すれば白金商店街、右折すれば渋谷方面へと通じます。 そのため、麻布の台地から明治通りへの交通は、薬園坂が担っています。

絶江坂界隈は昔ながらの雰囲気が残されており、私の好きな坂道の一つです。

写真で巡る坂の風景(坂下〜坂上


明治通りとの合流地点から坂道を見上げた写真


小さな十字路


小さな十字路の東側の風景
通りに直接入り口のある古くて渋いアパートがこの界隈のシンボリスティックな存在
古川橋病院へと細い道が続く
古川橋沿いの明治通りからは1段高まった道である点が面白い


小さな十字路の西側の風景
車道は途絶え、人や自転車だけが通れる細道となり、薬園坂と繋がっている
マニア好みの道


小さな十字路をまっすぐ進むと、右側に絶江坂の標識


アシストなしだと結構キツめの坂

延命寺
大学時代、このお寺の住職が担当する科目があり、単位を落としそうになって直接レポートをこの寺まで持参した記憶あり(たぶんこの寺)


生活感のある道


電信柱が迫り出しており、大型車の通行は困難


浄専寺

白金一丁目の再開発マンション


昭和の雰囲気が残されているのがこの坂の良いところ


坂上の標識


若松寺 日蓮宗不受不施派


若松寺から東へ下っていく名前なき立派な坂道(もし名前があれば教えてください)


昭和の雰囲気


南麻布界隈一の豪邸が坂の終点


一等地に残る閉鎖された郵政宿舎
つまらないマンションになってしまうのだろうか


右に行けば仙台坂上、左に行けば薬園坂


ドムス南麻布前にて薬園坂と合流

絶江坂は、道の線形がうねっており、歩いていて楽しいです。
また、昭和の景観が残されており、おすすめです。
特に夏の青空が広がる暑い日は、なんだか懐かしい気分に浸れます。

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久しぶりに外出して品川駅で電車の写真を撮る

在宅勤務が始まってから2年が過ぎ、仕事で外出する機会は全くなくなった。

このたび、上司が退職することになったので、送別ランチを企画し、久々の外出。

送別会の記録用に持ってきたGR3で電車を撮影。

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主要駅でありながら、再開発がされていない高輪口
今後、一帯が大規模再開発の予定

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一昔前の光景が残る

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成田エキスプレスが入線してきた

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品川始発の常磐線

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2階建車両がかっこいい

おしまい

大麻から生成されるCBDは違法?合法?法規制について調べてみた

最近コーヒーのテイクアウトにちょいとハマっており、近所のコーヒー店を巡っています。
今回、初めて「CBDコーヒー」をテイクアウトしたのですが、そもそも日本における「CBD」の扱い(大麻取締法や麻薬取締法との関係)が気になったので調べてみました。

1. 結論

結論を先に言うと、

大麻の成熟した茎および種子から生成されたCBDであれば合法

ただし、

日本の法令を踏まえた製造プロセス(成熟した茎および種子から生成)の国際的管理基準は存在しない。同時に、製造事業者の製造プロセスおよび管理策を第三者機関が監査する仕組みも存在しない。それゆえ、成熟した茎および種子から生成されたか否かを公的に証明する手段はない。実態として、THCの含有有無で合法/違法が決まる状態。

と言えると思います。
以下、詳しく記していきます。

2. はじめに〜CBDとは何か

大麻の化合物群をカンナビノイドと言い、その中の一つの化学物質がCBDとなります。
大麻カンナビノイド)には、主に「THC」と「CBD」と呼ばれる化学物質が含まれています。

THC向精神薬としての効用があり、「麻薬及び向精神薬取締法」で麻薬として指定されています。
摂取すると精神が高揚し、聴覚や味覚が敏感になると言われています。

CBD向精神薬としての効用はなく、麻薬指定はされていません。米国を中心に医療用途として研究が進んでいるようですが、日本語での学術論文数はまだ多くないようです。
なお、CBDコーヒー店ではリラックス効果を謳っており、配布されていた冊子は結構スピリチュアル要素多めでした。
研究が進めばもう少し科学的な説明が増えてくるものと思われます。

3. 大麻取締法の規制対象は何か

e-Gov法令検索で調べたところ、同法の規制対象は次のように定義されています。

第一条 この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。

ここでのポイントは次の2点と思います。

  1. 規制対象を「THC成分」ではなく大麻草およびその製品」としていること

  2. 従来より繊維や鳥の餌として利用され、なおかつ化学物質の少ない「成熟した茎と種子」は例外事項としていること

上記に基づいてCBDを解釈すると、次のように言えます。

  • 大麻から抽出されるCBDは「大麻草およびその製品」に該当するため規制対象

  • 化学物質の少ない成熟した茎と種子から抽出したCBDであれば規制対象外

4. 国内で流通しているCBDの製造法は何か

大麻取締法の例外事項である「成熟した茎及び種子」を用いた製品であると考えられます。

しかしながら、私たち消費者視点では、あくまで「考えられる」とまでしか言えません。
その理由は、次の通りです。

  • CBDはほぼ輸入品であり、海外の製造事業者は、日本の法規則の影響を受けない

  • 生産管理プロセスを第三者が監査する国際的な仕組みが存在しない

一般的な話になりますが、ある商品の利用者または監督者が、製造業者の生産管理プロセスを逐一かつ直接確認することはできません。 しかし、品質確保やコンプライアンス遵守がなされていることは確認したい。
こうした課題を解決するため、ISOやGxP等の国際的な各種認証が存在します。
ISOやGxP等の公的基準・認証制度を設け、第三者機関が対象事業者に対して監査をおこなうことで、利用者・監督者が直接確認・管理する手間を省いています。

しかし、CBDの場合、原料は規制薬物ではあるものの、最終製品自体は医薬品でも規制品でもありません。
そのため、医薬品のようにGxP等が適用されることがなく、各国の法規則への対応等を第三者が監査することはありません。
私見となりますが、製造工程はブラックボックス的な要素があるように思います。

5. CBDに対する厚労省の対応

厚労省では、輸入事業者からの申請に対して、書類での該非判定を実施しています。

CBDを含有する製品について|麻薬取締部ウェブサイト

・この案内に基づき行う相談に対し厚生労働省が行う「大麻」に該当するか否かについての回答は、あくまで提出された資料に基づいて行うものです。実際に輸入しようとするものが「大麻」に該当しないことを判断するものではありません。
・提出された資料に基づいて厚生労働省が「大麻に該当しない」と回 答した場合であっても、輸入の際の税関若しくは厚生労働省の検査又は国内における検査で THC(テトラヒドロカンナビノール)が検出された場合等には、「大麻に該当する」ものを輸入したものとして大麻取締法に基づき処罰を受ける可能性があります。

上記のように、あくまで書類の記載内容に関する審査であり、現物の合法/違法を判定するものではありません。
また、書類審査で問題なしとされても、実際の商品にTHCが含まれていた場合、大麻製品とみなされ、処罰を受ける可能性があるとしています。

現に、厚労省は市場に出回っている商品に対して定期的に検査をおこない、不適合商品(麻薬指定されているTHCの含有が認められるもの)を公表しています。

大麻成分THCを含有する製品について

6. まとめ

これまで述べてきたように、「海外事業者が製造するCBDについて、その製造プロセスを監査する制度は存在せず、また全ての事業者のトレーサビリティが公表されているわけでもないので、事実を確認しようがない」というのが今回調べてみてたどりついた結論です。
結果として、輸入した製品にTHCが含まれていなければ、OK(合法)というのが現状の解釈になると思います。(もし誤りがあればやさしくご指摘ください)

7. CBDコーヒーの感想

最後にCBDコーヒーの感想ですが、
リラックス効果があるとのことでしたが、私は一杯飲んだだけでは特に効果は感じませんでした。

おしまい