芝公園の近くにある金杉橋からは、停泊している屋形船を眺めることができます。
昭和の風景が残されたスポットとなっています。
金杉橋
金杉橋とは、古川に架かる旧東海道である国道15号線(第一京浜)の橋です。
歌川広重の絵にも残っています。
(国会図書館のページ)
古川は、広尾の天現寺交差点から東京湾に注ぐ浜崎橋まで、その頭上を延々と首都高に覆われ続けています。
金杉橋も首都高に覆われており、川という自然の要素でありながら、日本橋同様に開放感はありません。
しかし、屋形船が停泊しており、古の雰囲気を残すエリアとなっています。
EOS Mで動画撮影
3歳の娘と体操教室に行った帰り道、自転車にまたがりながら金杉橋の風景を撮影しました。
レンズは標準ズームの18-55mmを使用し、可変NDフィルターにより、開放のF3.5~5.6らへんで撮影しています。
金杉橋はエモい要素が多い
屋形船や漁船は、そもそも被写体としてエモいです。
そして航行せずとも、波で静かに揺れるだけで、固定映像において十分な演出要素となります。
また、天を高速道路で覆われたことにより光が限られ、明暗差がはっきりとした印象的な映像になります。
さらには、奥には山手線・京浜東北線が走っています。(乗り物は基本的にエモいが、鉄道は相当エモい)
これら要素の集合により、フィックス(固定)の映像でありながらも、絶えず何かが動いており、それでいてノスタルジックでエモい感じを出してくれます。