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子供やカメラに関する日記

aliexpressで購入した格安CPLフィルターを使って動画撮影 magic lantern

aliexpressで489円のCPLフィルターを購入し、eos mで動画撮影をしました。

CPLフィルターとは

反射光をカットするフィルターです。PLフィルターとも呼ばれます。
主な用途として、
- 空を青くする
- 水面の反射を抑える
- 紅葉シーズンの葉の反射を抑える
などがあります。

私は、「西日による道路の反射を抑えるとどんな感じの映像になるのだろう?」と思い、購入してみました。

西日の映像

以下はPLフィルターなしの映像です。

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赤坂のビッグカメラに行った帰り道、自転車に乗りながら乃木坂方面へと向かう道中で撮影しました。
映像同様に、前が見えないほど強い西日でした。
アスファルトの反射が印象的でした。
編集時に、暗部を上げることなく、暗いところは暗いままに、その時感じた雰囲気を、グレーディングで再現しています。

PLフィルターの映像

PLフィルターをつけたものの、大部分が順光であまり参考になりません。:(
0:44以降の数カットが西日です。

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確かに、アスファルトの反射は抑えられています。
しかし、そもそも、西日によるアスファルトの反射はエモい演出要素の一つなので、私はPLフィルターで抑える必要性がありません。
海面のキラキラした反射も、あった方がよいです。

ということで、安価だったので購入しましたが、使い道が今のところないので、紅葉シーズンになったら再び試してみたいと思います。

麻布ラーメン本店の塩ラーメンがうまい magic lantern

最近、三田二郎ではなく、麻布ラーメンに行くことが多くなりました。

麻布ラーメンとは

20年前に学生だった頃から三田界隈に存在します。
当時は、何らかの理由で三田二郎が食べられなかった際に緊急避難的に訪問する位置づけでした。(閉店した笑の家も)

二郎ほどのインパクトはありませんが、屯ちんのような醤油豚骨味でジャンクさがあり、ネギの入れ放題という素晴らしいシステムも合わさって、学生時代から度々訪れていました。
しかし、あくまでも三田二郎が食べられなかった際の代替品の扱いでした。

その後、年を経るにつれ、代替ではなく、麻布ラーメンを目的として訪問することが増えてきました。
近年の南麻布本店リニューアル後はラーメンの品質が高まり、特に塩とんこつラーメンを好んで食べるようになりました。

eos mで動画撮影

平日昼、めずらしく妻が外出で不在だったため、ここぞとばかりに麻布ラーメンへ向かいました。
街の雰囲気含め、eos m + magic lanternで撮影しました。

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Dehancerによるフィルムエミュレーションの感想(eos m+magic lanternによる作例あり)

Davinci ResolveにDehancerを入れて、フィルムエミュレーションのエフェクトを適用してみました。

Dehancerとは

film lookのエフェクトをかけるソフトです。
Davinciresolveのプラグインとして利用できます。
購入すると$399しますが、無償トライアルが2週間利用できます。
トライアルの制約として1920x1080までの対応となっています。

作例1

canon eos mにmagic lanternを入れて、raw出力した映像にdehancerをあてました。
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使い勝手

Davinci Resolveのカラーページで、「エフェクト」の中からdehancerを呼び出せます。
難しい作業はなく、LUT同様に、様々なフィルムエミュレーションの適用イメージをリアルタイムで確認できます。

どういう映像に使うか

全ての映像表現に必要というわけではありません。
フィルムライクな映像にしたい場合に使います。

FUJIやKodak等の様々なフィルムエミュレーションモードが収録されています。
これらを適用すると、色だけでなく、粒子も荒くなり、フィルムのようなノスタルジック感が出ます。

LUTと何が違うか

LUTは色しか変化しませんが、上記の通り、dehancerでは映像の粒子も変わります。
いわゆる、雰囲気のある映像になります。

作例2

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単なるカラーグレーディングではなく、映像の質感にザラザラ感が出ることで、ノスタルジック感が強調されます。 かといって、よくある安っぽいフィルムエフェクトとは異なり、本格感があります。
raw videoと相性が良いエフェクトだと思います。

日比谷公園のバラ 2022年5月 eos m magic lantern

ゴールデンウィークに、2人の子供を前後に乗せ、3人で日比谷公園に行ってきました。

バラの開花状況

日比谷公園にはバラ園があります。
5月の1週目で、2~3分咲きといった感じでした。
朝早かったので、空いていました。

一脚を使ってeos mで撮影

先日ゲットした一脚を使ってバラを撮影しました。
レンズは標準ズームのEF-M 15-55mmなので、ボケ量は控え目です。

走り回る子供達と一緒でしたが、取り回しが良くコンパクトで使いやすい一脚のおかげで、目を離したすきに子供達がどっかへ行ってしまうこともなく、安定した映像が撮れたと思います。

昨年撮影した以下の映像と見比べると、一脚の効果がわかります。(スマホだとあまりわからないですが)

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麻布本村町の天真寺周辺を歩く【麻布十番散歩】

場所

仙台坂上の交差点から麻布運動場に向かって、左手側に天真寺はあります。
通り(補助7号)には直接面しておらず、一本脇道を入ったところにあります。
住所は南麻布3丁目、旧地名では本村町となります。

昔は、天真寺付近を水源とした水路が、四の橋付近で古川に注いでいたそうです。(現在は暗渠化)

風景

写真メインです。

仙台坂上交差点から、信号のない側道へ
正面が天真寺方向、左折すると薬園坂方向へ
薬園坂方向
煉瓦塀
右のマンションと駐車場の間の柵の奥が水路の源流だそうだ
現在は暗渠化されている模様
路地の入り口
50メートルほどの短い路地
路地を進む 左は天真寺の菜園
路地の行き止まり
行き止まりにあった石
行き止まりのアパート
路地を戻って天真寺へ 突き当たりを右折
天真寺
参加してみたい

おしまい

一脚を使ってraw video撮影@葛西臨海公園 Magic Lantern

eos mでのraw video撮影により、美しく雰囲気のある色を編集工程で演出できます。
一方、様々な弱点があります。
その一つが、手ぶれです。

eos mでの基本的な手ぶれ対策

手ぶれは映像に深刻な影響を与えます。
手ぶれ補正が一切ない状態では、鑑賞に堪えません。

eos mは本体に手ぶれ補正がないため、次のいずれかの方法での撮影が必要です。

  1. 手ぶれ補正付きレンズを使う
  2. 編集工程で手ぶれ補正をかける
  3. カメラを固定して撮影する

私の対策

私は、1の手ぶれ補正付きレンズを使っています。(キットレンズのEF-M 18-55mmやsigma 18-50mm f2.8等)
それでも相当注意して撮影しないと、手ぶれ補正のキャパを容易に振り切ってしまいます。

私は、ネックストラップを短く張り、首と両手の3点でホールドし、呼吸も抑えて撮影しています。
更に、2の編集工程での手ぶれ補正(私はDavinci Resolveを利用)をかけています。

しかしながら、それでもコンニャク現象や、大画面モニタで確認すると細かなノイズの発生が気になることがあります。
上下の緩やかな揺れは、手持ち撮影として演出要素の一つではありますが、コンニャクや左右の細かなブレは演出とは言えません。

三脚や一脚でのカメラ固定は機動力が落ちる

三脚や一脚を使えば安定した映像が撮れますが、機動力が著しく低下します。
仮に、中禅寺湖男体山を撮影するのであれば、三脚を持って行かない方はいないでしょう。
しかし、私は常に走り回ってどこかに行ってしまう子供たちとの日常がメインの撮影シーンのため、三脚を携行して撮影の都度セットする余裕がありません。

Velbonの手回しでワンタッチロック(ウルトラロック)ができる一脚に興味があったのですが、私の利用シーンで使いこなせるかどうか(撮ろうと思って一脚を伸ばしている間に子供達がどこかに行ってしまわないか)がわからず、なかなか手を出せずにいました。

ワンタッチロック機構を備えた安価な一脚を発見

すると、Velbon同様にワンタッチロックを採用した2,000円ほどの安価な一脚を見つけました。
長さは30cm、重さは280gとベルボンより軽量です。
これなら仮に使わなかったとしても後悔はないと思い、注文しました。

この商品が私にとって当たりでした。
私はvelbonのワンタッチロックの三脚を持っていますが、この安価な一脚もほぼ同じレベルのロック機構を備えています。
ポールを回すだけでロックの解除・固定ができます。片手操作が可能です。
長さも30cmなので、携帯時や移動時にさほど邪魔になりません。

eos mのシステムは軽量ですが、sigma 18-50mm f2.8等の比較的重めのレンズを付けても、安定しています。
軋んだり勝手に縮むことはありません。

試しに葛西臨海公園の潮干狩りで使ってみましたが、ほとんど撮影や携帯の手間にならず、手ぶれの少ない映像を撮ることができました。

とても気に入ったので、以降、お出かけ時には持ち歩くようにしています。

全て一脚利用ではなく、手持ち映像もあり

eos m + magic lanternとSONY a7cの違い@新宿御苑

新宿御苑にロケーションフォト撮影にいってきました。(撮られる側)

ロケーションフォト

我が家は3ヶ月に一度くらいのペースで、ロケーションフォトを撮ってもらっています。
自分では撮ることのできない家族写真を撮影してもらえ、毎回仕上がりが楽しみです。

eos mで動画撮影

ロケーションフォトが終わった後、 magic lanternをインストールしたeos mに少し重めのレンズであるsigma 18-50mm f2.8を装着し、新宿御苑の様子を撮影してきました。

新宿御苑はこの時期チューリップなどの色とりどりの花類が綺麗に咲いており、raw収録+カラーグレーディングにぴったりです。

ただし、「真紅」は飽和しやすいので、注意が必要です。
単なるカラーコレクト(本来の色に戻すレベルの補正)であれば問題ないですが、LUTや手動でのカラーグレーディング(+αの演出)をすると、飽和かつノイズが発生して映像が破綻してしまいます。

赤色だけに気をつければ、それ以外の色は編集工程で大変色乗りがよく、カラーグレーディング作業が大変楽しいです。

一年前のSONY a7cとの比較

昨年も同時期にロケーション撮影で新宿御苑に行きました。
その際はSONY a7c + Tamron 28-200mmで動画撮影をしました。

a7cは8bit記録であるため、カラーグレーディングに対する耐性はeos mほど高くありません。
昨年a7cで撮影した際にはslog3に対するカラーコレクトにとどめ、過度な色作り(グレーディング)はしていません。
そのため、色の破綻はなく、さっぱりとしたフレッシュな雰囲気の映像になっています。

コッテリとした厚みのある映像を作りたいならeos m+magic lantern、過度な色作りをせず、ライトで精細な映像を作りたいならa7c+slog2/3/PP10(HLG)というような感じかと思います。